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電子帳簿保存法への対応を軸に、個人事業主向けの確定申告ソフトを3サービス比べました。国税庁の公開情報と各社の公式ページだけを根拠に、料金とサポート、電子保存まわりの記載を整理しています。はじめて青色申告・白色申告をする人が、自分の状況に合うソフトを選べるようにまとめました。

要点(3行)

  • 優良な電子帳簿の認証情報を確認したい人なら、やよいの青色申告 オンライン。JIIMAの認証を受け、優良な電子帳簿の機能要件を満たす製品として登録されています(認証番号106800-00)[6]
  • レシートや電子取引データの保存方法を比べたい人なら、マネーフォワード クラウド確定申告。紙の領収書のスキャナ保存、電子取引データの保存、会計帳簿の電子帳簿保存の3つを機能として挙げています [2]
  • 無料で始めたい人なら、freee会計。30日間無料で試せて、登録はメールアドレスのみです [1]。電子帳簿保存法への対応は、取得したページから読み取れないため公式ページで確認してください [1][4]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?優良な電子帳簿の認証情報を確認したい人やよいの青色申告 オンラインレシートや電子取引データの保存方法を比べたい人マネーフォワード クラウド確定申告無料で始めたい人freee会計
記事の結論と同じ内容です

結論

無料で始めたい人

freee会計30日間無料で試せて、登録はメールアドレスのみです [1]。電子帳簿保存法への対応は、取得したページから読み取れないため公式ページで確認してください [1][4]

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1電子帳簿保存法への対応の示され方2料金の形3サポートの範囲下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [7][1][2][3]
  1. 電子帳簿保存法への対応の示され方: 国税庁は、どの市販ソフトが要件を満たすか迷う人に、JIIMA認証情報リストの確認を案内しています [7]。この記事では、各社の公式ページに電子保存の記載があるかを見ています [1][2][3]。
  2. 料金の形: 各社の料金表示は税抜です [1][2][3]。この記事では税込に直して載せています。無料で試せる期間と、無料期間の後の料金の形も見ます。
  3. サポートの範囲: 電話サポートがどのプランから付くか、操作の質問ができるかを見ます。はじめての申告では、ここが使いやすさに直結します。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee会計 スターター税込1,078円/月freee会計 スタンダード税込2,178円/月マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ税込990円/月マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナル税込1,408円/月年額(税込)やよいの青色申告 オンライン 次年度以降税込12,980円/年やよいの青色申告 オンライン 次年度以降税込25,080円/年
出典 [4][5][6]・料金は 2026-10-27 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
freee会計ありありありあり
マネーフォワード クラウド確定申告ありありありあり
やよいの青色申告 オンラインありありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][1][5][2][6][3]・料金は 2026-10-27 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

比較表(料金は 2026-10-27 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
freee会計 スターター 税抜980円/月(税込1,078円)[4]、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4] 30日間 [1] 個人事業主・副業 [1][4] 銀行・クレカの明細取得(1,000以上の口座・サービス)[4] チャット・メール(電話はプレミアム以上)[4] ○×の質問に答えて申告書を作れる [1] スターターはレシート撮影が月5枚まで [4]
マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ 税抜900円/月(税込990円)[5]、パーソナル 税抜1,280円/月(税込1,408円)[5] 1か月 [2] 個人事業主 [2] 銀行・クレジットカードなど2,300以上 [2] メール・チャット(電話はパーソナルプラスのみ)[5] スキャナ保存・電子取引・電子帳簿保存の3区分を挙げている [2] ミニは消費税申告が使えず、証憑の保存は1,000件まで [2][5]
やよいの青色申告 オンライン セルフ 初年度無料、次年度以降 税抜11,800円/年(税込12,980円)[6]、ベーシック 初年度無料、次年度以降 税抜22,800円/年(税込25,080円)[6] 1年間 [3] 個人事業主 [3] Misoca、POSレジなど [3] セルフはWebFAQのみ、ベーシック以上で電話・メール・チャット [6] JIIMA認証済の優良な電子帳簿に対応 [6] 無料は初年度優待で、申し込み期限は2027年3月15日 [6]

各サービスの公式情報

freee会計

スターター 税抜980円/月(税込1,078円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
30日間の無料お試しで、○×の質問に答えながら申告書を作りたい人 [1]
向かない人
スターターやスタンダードのまま電話で相談したい人 [4]
長所
銀行口座・クレジットカードの明細取得、見積書・請求書の作成、e-Tax申告に対応しています [1][4]
短所
スターターはレシート撮影が月5枚までで、電話サポートはプレミアム以上です [4]
料金
スターター 税抜980円/月(税込1,078円)[4]

freee会計の料金はいくら?

スターター 税抜980円/月(税込1,078円)[4]。

公式の料金表には月払いと年払いの切り替えがあり、この記事の金額は年払いの表示を使っています [1]。消費税申告(インボイス制度対応)は、スタンダード以上のプランで使えます [4]。

freee会計への乗り換え代行は、プレミアムに含まれます [4]。電子帳簿保存法に関する機能は、公式ページで最新の情報を確認してください。

マネーフォワード クラウド確定申告

パーソナルミニ 税抜900円/月(税込990円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
紙のレシートと電子取引データの両方を、ひとつのソフトで保存したい人 [2]
向かない人
パーソナルミニやパーソナルのまま電話で操作を相談したい人。電話サポートはパーソナルプラスにあります [5]
長所
青色・白色の両方に対応し、銀行・クレジットカードなどと連携できます [2]
短所
パーソナルミニは消費税申告が使えず、2026年12月に料金体系の一部改定が予定されています [2][5]
料金
パーソナルミニ 税抜900円/月(税込990円)[5]

マネーフォワード クラウド確定申告の料金はいくら?

パーソナルミニ 税抜900円/月(税込990円)[5]。

電子保存については、紙の領収書はスキャナ保存、請求書などの電子取引データは電子データのまま保存、仕訳帳や決算書は電子帳簿保存、という3つの区分で機能を挙げています [2]。ただし、JIIMA認証の有無はこの出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。

無料のトライアルは1か月で、クレジットカードの登録は不要です。終了後に有料プランへ自動で移ることはありません [2][5]。決済はクレジットカードのみで、銀行引落や請求書払いは使えません [5]。

やよいの青色申告 オンライン

セルフ 次年度以降 税抜11,800円/年(税込12,980円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
優良な電子帳簿の認証情報を、公式ページで確認してから選びたい人 [6]
向かない人
無料期間のあとも無料で使い続けたい人。無料は初年度の優待で、次年度以降は有償です [6]
長所
3つのプランで機能は同じで、サポートの範囲だけが違います [6]
短所
解約後はデータの参照ができず、再契約してもデータは引き継げません [6]
料金
セルフ 次年度以降 税抜11,800円/年(税込12,980円)[6]

やよいの青色申告 オンラインの料金はいくら?

セルフ 次年度以降 税抜11,800円/年(税込12,980円)[6]。

JIIMAの認証を受け、優良な電子帳簿の機能要件を満たす製品として登録されています [6]。弥生は、2027年分から青色申告特別控除が引き上げられるとして、その要件にあたる優良な電子帳簿とe-Taxに対応していると案内しています [3]。制度の詳細は、国税庁など公的機関の最新情報で確認してください。

初年度優待を使うには、自動更新の決済方法として口座振替かクレジットカードの登録が必要です [6]。次年度の更新前にメールで案内があり、契約終了月の前月末日までキャンセルできます [6]。電話サポートはベーシック以上で、ベーシックは利用回数の上限が契約期間中10回です [6]。

用語の定義

くわしく読む

電子帳簿保存法とは?

電子帳簿保存法とは、会計ソフトで作成した帳簿のデータ保存や、紙で受け取った請求書のスマホ読み取りによる保存、取引先とデータでやりとりした請求書・領収書の保存方法などを定めた法律(通称「電帳法」)です [7]

優良な電子帳簿とは?

優良な電子帳簿とは、訂正削除の履歴が保存されるなどの条件を満たした電子帳簿のことで、使うと所得税の青色申告特別控除の額が増えるなどのメリットがあるものです [7]

青色申告承認申請書とは?

青色申告承認申請書とは、青色申告の承認を受けるときに税務署へ出す届出書です [8]

関係する制度

くわしく読む

国税庁によると、電子帳簿等保存制度を使うと、経理の電子化による生産性向上やテレワークの推進などが可能になります [7]。取引先とデータで請求書や領収書をやりとりした場合の保存方法も、この制度の対象です [7]。

請求書などをPDF等のデータで受け取ったときは、そのデータもルールに基づいて保存する必要があります [7]。紙にプリントアウトすること自体は禁止されていません [7]。令和6年1月1日以後に行う電子取引は、次の2つを満たせば電子取引データを単に保存しておけば足ります [7]。1つ目は、要件に従って保存できなかったことに所轄税務署長が相当の理由を認める場合です [7]。2つ目は、税務調査等でデータのダウンロードの求めと、プリントアウトした書面の提示・提出の求めに応じられる場合です [7]。

帳簿や書類を電子データで保存するのに、事前の申請は基本的に必要ありません [7]。どの市販ソフトが要件を満たすか迷う場合は、JIIMA認証情報リストで確認できます [7]。優良な電子帳簿を使うと、過少申告加算税が軽減されるといったメリットもあります [7]。

青色申告の承認を受けるには、原則として青色申告書で申告しようとする年の3月15日までに、青色申告承認申請書を出します [8]。その年の1月16日以後に新たに事業を始めた場合は、事業開始の日から2か月以内です [8]。この情報は令和8年4月1日現在の法令等に基づくため、最新の内容は国税庁のページで確認してください [8]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

freee会計のスターターを1年使う場合税込12,936円マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニを1年使う場合税込11,880円マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルを1年使う場合税込16,896円やよいの青色申告 オンラインのトータルを2年使う場合(初年度のキャンペーン価格が適用されたとき)税込65,340円
出典 [4][5][6]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-27 時点
計算式と前提を見る
  • freee会計のスターターを1年使う場合: 計算式: 税込1,078円/月 × 12か月 = 税込12,936円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニを1年使う場合: 計算式: 税込990円/月 × 12か月 = 税込11,880円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルを1年使う場合: 計算式: 税込1,408円/月 × 12か月 = 税込16,896円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • やよいの青色申告 オンラインのトータルを2年使う場合(初年度のキャンペーン価格が適用されたとき): 計算式: 税込21,780円 + 税込43,560円 = 税込65,340円(2026-10-27時点の料金から計算)

計算に使った料金は、上の比較表の値と、やよいのトータルプランの公式料金(税込)です [6]。やよいのセルフ・ベーシックは初年度が無料のため、計算例に入れていません [6]。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。

よくある質問

Q. 電子帳簿保存法に対応した確定申告ソフトを選ぶとき、どこを確認すればよいですか?

国税庁は、どの市販ソフトが要件を満たすか迷う人に、JIIMA認証情報リストの確認を案内しています [7]。各社の公式ページでは、認証の有無や、スキャナ保存・電子取引データへの対応が書かれているかを見てください [2][6]。書かれていない項目は、公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 取引先からPDFで受け取った請求書は、紙に印刷して保存すればよいですか?

紙にプリントアウトすることは禁止されていませんが、PDF等のデータで受け取ったときは、そのデータもルールに基づいて保存する必要があります [7]。令和6年1月1日以後の電子取引には、一定の条件を満たせばデータを単に保存しておけば足りる扱いもあります [7]。

Q. 優良な電子帳簿にすると、どのようなメリットがありますか?

所得税の青色申告特別控除の額が増えることや、申告漏れがあった場合でも過少申告加算税が軽減されることが挙げられています [7]。訂正削除の履歴が保存されるなどの条件を満たす必要があります [7]。

Q. 青色申告承認申請書はいつまでに出しますか?

原則として、青色申告書で申告しようとする年の3月15日までです [8]。その年の1月16日以後に新たに事業を始めた場合は、事業開始の日から2か月以内です [8]。

Q. 無料で試せる期間は、サービスごとにどう違いますか?

freee会計は30日間 [1]、マネーフォワード クラウド確定申告は1か月 [2]、やよいの青色申告 オンラインは1年間の無料です [3]。やよいの1年間無料は初年度の優待で、自動更新の決済方法の登録が必要です [6]。