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初めて従業員を雇う個人事業主が給与計算ソフトを選ぶときに、公式ページで確認できる料金・機能・サポートを3サービス分まとめました。給与の支払いでは源泉徴収の税額を求める作業が出てくるため [7]、計算や明細の作成を任せられるかどうかが選ぶ軸になります。読者の状況ごとに、どこを確認するとよいかを整理します。
要点(3行)
- 給与計算と年末調整を中心に始めたい人なら、弥生給与 Next。給与計算、年末調整、勤怠、労務を同じ製品群で段階的に足していける構成です [1]
- 人数に応じた料金で始めたい人なら、freee人事労務。1IDあたりの料金で、利用する人数に合わせて費用を見積もる形です [5]
- 無料のトライアルで試してから決めたい人なら、マネーフォワード クラウド給与。ビジネスプラン相当の機能を1か月無料で試せます [4]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,870円/月〜
無料枠 最大2か月間の無料体験
給与明細の作成は人数無制限
税込4,928円/月
無料枠 1か月無料
給与・賞与計算とWeb給与明細を基本料金に含む
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
入社から勤怠、給与まで連携
選び方
結論
給与計算と年末調整を中心に始めたい人
弥生給与 Next給与計算、年末調整、勤怠、労務を同じ製品群で段階的に足していける構成です [1]
人数に応じた料金で始めたい人
freee人事労務1IDあたりの料金で、利用する人数に合わせて費用を見積もる形です [5]
無料のトライアルで試してから決めたい人
マネーフォワード クラウド給与ビジネスプラン相当の機能を1か月無料で試せます [4]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 月ごとの基本料金で人数枠が決まるタイプと、1IDあたりで増えるタイプがあります。年払いと月払いで金額が変わる点も見ます [3][4][5]
- 給与明細・年末調整の範囲: 給与計算だけか、年末調整や勤怠、労務手続きまで同じ製品で扱えるかを確認します [1][3]
- サポートと人数の上限: メールやチャット、電話の有無と、Web明細などの利用人数の上限を見ます [3]
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | あり | あり | あり | あり |
| freee人事労務 | あり | 要確認 | あり | あり |
| マネーフォワード クラウド給与 | あり | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | エントリー(年契約) 税抜1,700円/月(税込1,870円)[3]、ベーシック(年契約) 税抜4,600円/月(税込5,060円)[3] | 最大2か月間の無料体験 [3] | 20名未満の事業者向けの案内あり [3] | KING OF TIME、ジョブカン勤怠管理などと連携 [1] | 有人メール・チャット、上位プランは電話つき [3] | 給与明細の作成は人数無制限 [3] | Web明細などは基本の人数枠を超えると追加料金 [3] |
| freee人事労務 | スターター(年払い) 税抜600円/人・月(税込660円)[5] | 公式ページで確認 | 従業員数2,000名程度まで [2] | freee会計へ給与仕訳データを連携 [5] | 専任担当者が初期設定から伴走 [2] | 入社から勤怠、給与まで連携 [2] | 機能の範囲はプランで分かれる [5] |
| マネーフォワード クラウド給与 | スモールビジネスプラン(年払い) 税抜4,480円/月(税込4,928円)[4] | 1か月無料 [4] | 利用者3名以下の目安 [4] | 銀行との振込連携、API・CSV連携 [4] | 公式ページで確認 | 給与・賞与計算とWeb給与明細を基本料金に含む [4] | 2027年6月に料金体系の一部改定を予定 [4] |
各サービスの公式情報
弥生給与 Next
ベーシックライト(年契約) 税抜3,000円/月(税込3,300円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 給与計算から年末調整までをひとつの製品で進めたい人 [1]
- 向かない人
- 人数枠を超えてWeb明細や勤怠機能を使う人は、追加料金の確認が必要です [3]
- 長所
- 従業員データの登録は人数制限なしで、給与・賞与の明細も無制限に作成できます [1]
- 短所
- 導入・運用支援は、ベーシックとベーシックプラスのプランに限られます [3]
- 料金
- ベーシックライト(年契約) 税抜3,000円/月(税込3,300円)[3]
弥生給与 Nextの料金はいくら?
ベーシックライト(年契約) 税抜3,000円/月(税込3,300円)[3]。
契約は原則として1事業所(1法人または1個人事業主)につき1契約です [1]。無料体験の期間が終わると、データの閲覧のみになります [3]。
freee人事労務
スターター(年払い) 税抜600円/人・月(税込660円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 入社手続きから勤怠、給与までを一か所にまとめたい人 [2]
- 向かない人
- 使える機能がプランで分かれるため、必要な機能を先に決められない人 [5]
- 長所
- 基本料金はかからず、1名ごとの料金で始められる料金体系です [2]
- 短所
- 最低契約期間は1か月です [2]
- 料金
- スターター(年払い) 税抜600円/人・月(税込660円)[5]
freee人事労務の料金はいくら?
スターター(年払い) 税抜600円/人・月(税込660円)[5]。
料金は年払いと月払いで分かれており、プランによって使える機能が変わります [5]。必要な機能から逆算して、料金シミュレーターで見積もる流れです [5]。
マネーフォワード クラウド給与
ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 給与計算と銀行への振込連携まで、基本のプランで進めたい人 [4]
- 向かない人
- 登録ユーザーが2名以上いるのに、ひとり法人プランで始めたい人 [4]
- 長所
- 初期費用は無料で、年払いと月払いを選べます [4]
- 短所
- ひとり法人プランは、登録ユーザーが士業アカウントを除いて1名の場合に限られます [4]
- 料金
- ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]
マネーフォワード クラウド給与の料金はいくら?
ひとり法人プラン(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]。
アカウント数はプランごとに決まっていて、スモールビジネスプランは3名、ビジネスプランは5名です [4]。上限を超えるアカウントは追加できます [4]。
用語の定義
くわしく読む
扶養控除等申告書とは?
扶養控除等申告書とは、給与をもらう人が源泉徴収義務者を通じて税務署長に出す申告書で、提出を求められるまでは源泉徴収義務者が保存するものです [6]
税額表とは?
税額表とは、給与や賞与を支払うときの源泉徴収の税額を求めるための月額表・日額表と賞与の算出率の表のことです [7]
関係する制度
くわしく読む
給与を支払うときの源泉徴収の税額は、税額表を使って求めます [7]。月ごとに支払う給与は月額表を使い、毎日や週ごとに支払う給与は日額表を使います [7]。扶養控除等申告書を出している人には甲欄、そのほかの人には乙欄を使います [7]。税額表に当てはめる金額は、社会保険料などを引いた後の金額です [7]。
扶養控除等申告書などを受け取った源泉徴収義務者は、提出期限の属する年の翌年1月10日の翌日から7年間、保存する必要があります [6]。パートやアルバイトに日給や時間給で支払う場合は、雇用契約の期間があらかじめ2か月以内と決まっていれば、日額表の丙欄を使います [7]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 弥生給与 Next のエントリー(年契約)を1年使う場合: 計算式: 税込1,870円/月 × 12か月 = 税込22,440円(2026-10-27時点の料金から計算)
- freee人事労務のスターター(年払い)を5人で1年使う場合: 計算式: 税込660円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込39,600円(2026-10-27時点の料金から計算)
- マネーフォワード クラウド給与のスモールビジネスプラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込4,928円/月 × 12か月 = 税込59,136円(2026-10-27時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 初めて使う給与計算ソフトでも、設定で迷いませんか?
弥生給与 Next では、設定はステップに沿って進める形で、勤怠データを取り込むと給与や社会保険料、所得税などを自動計算します [1]。導入のお手伝いはベーシックとベーシックプラスの限定です [3]。ほかのサービスの手順は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 従業員の登録にも料金がかかりますか?
弥生給与 Next では、従業員データの登録は全プランで人数制限がありません [1]。ただし、Web明細の配信や勤怠、労務機能を使う場合は、プランごとに人数の上限があり、超えると追加料金がかかります [1]。
Q. 個人事業主でも給与計算ソフトを契約できますか?
弥生給与 Next は、原則として1事業所(1法人または1個人事業主)につき1契約です [1]。freee人事労務とマネーフォワード クラウド給与の個人事業主向けの条件は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 扶養控除等申告書はどのくらい保存しますか?
提出期限の属する年の翌年1月10日の翌日から7年間です [6]。税務署長から求められたときは、提出する必要があります [6]。
